令音CEO / AIと人のハイブリッドで事業支援

このブログを始めてから、ありがたいことに「令音って結局、何をやっている会社なんですか」と聞かれるようになった。もっともな質問だ。作っているものが増え、外から見ると散らかって見える。一度棚卸ししておきたい。

いま公開しているもの

ヨミモノラボ。歴史・AI・お金まわりの読み物を置いている場所だ。企画から公開までの工程をかなり自動化していて、このブログとは書き手も文体も分けている。実験場を兼ねた読み物サイトだと思ってもらえればいい。

JAPAN MONITOR。日本各地のニュースを地図の上で見るためのものだ。都道府県や市区町村、地図上の任意の範囲でニュースを絞り込める。掲載するのは見出しと出典リンクだけで、本文は載せない。読者は必ず元の媒体へ渡す設計にしてある。

著作一覧とREIOWN Library。AI実践書から教養新書、小説まで、Kindleでの著作は20点を超えた。書き方も届け方も、試しながら組み立てている最中だ。

日本酒マップ。日本酒がおいしい居酒屋を地図から探せる。全国を対象に、純米酒や地酒といった切り口で絞り込める。

知新家。古きを学び、新しきをつくり、社会に返す——という活動そのものに付けた名前だ。上に並べたものの通奏低音にあたる。

バラバラに見えるものを貫いている線

並べてみると節操がないように見えるが、私の中では一本の線が通っている。知っていることを、必要な人が使える形にして外に出す、ということだ。

歴史の面白さも、日本酒の店選びも、地域のニュースも、素材そのものはすでに世の中にある。足りないのは、それを探せる形・読める形にする手間のほうだ。その手間をAIと人で分担して埋める。令音がやっているのは、突き詰めればそれだけである。

そして、その手間の埋め方こそが、そのまま事業者向けの仕事になる。自社の知見を発信に変えたい、社内の作業を軽くしたいという相談に対して、私が渡せるのは机上の理屈ではなく、自分のサイトで先に試して失敗した記録だ。

これから向かう先

3つ考えている。

ひとつは、作ったものを続けられる形にすること。新しく作るより、止まらずに回り続けるほうが難しい。実際、この夏には自動公開の仕組みが静かに止まり、気づくまでにひと月近くかかった。動いているかどうかが毎日目に入る状態にする——地味だが、ここが次の課題だ。

ふたつめは、実験と本業をつなぐこと。自分のサイトで試したことを、そのまま事業者向けの手順書に落とす。試したことしか売らない、という原則は変えない。

みっつめは、もっと外に出すこと。作ったきり黙っているものが多い。使ってもらって初めて分かることのほうが多いのだから、これは単純に私の怠慢だ。

おわりに

令音は、AIと人のハイブリッドで事業を支援する一人会社だ。上に挙げたものは、看板であると同時に、全部が実験の記録でもある。うまくいったこともいかなかったことも、こうして書いて残していく。

気になるものがあれば覗いてみてほしい。仕事の相談は令音のサイトから受け付けている。